性器にイボができたら要注意!コンジローマとは

2019年12月18日

見た目が特徴的な尖圭コンジローマは、性器や肛門付近にとさか状にイボができて、見た目のインパクトもかなり大きいものです。

尖圭コンジローマは潜伏期間が3週間から最大で8ヶ月とかなり長く、いつどこで感染したかがはっきりしないことが多いです。
基本的に性行為によって感染する性感染症という位置付けで、性行為の際についた小さな傷からウイルスが入り込むとされています。
潜伏期間が長いため、感染しても気付かずに誰かに感染させてしまうことが多いです。

場合によっては母子感染をすることがあります。
母子感染の場合には出産時に母親が感染していることによって、咽喉にイボができてしまうのです。
これを再発性呼吸器乳頭腫症と言い、呼吸困難に陥ることもあるのです。
そのため妊娠している場合には出産までに治療しなければいけません。

尖圭コンジローマは人パロマー型ウイルスの6型11型が感染の原因になります。
発癌リスクが低い良性のウイルスではありますが、まれに発癌性の高いウイルスも同時感染している可能性があるので、放っておかずに病院に行かなければいけません。
性感染症の中でも見た目でわかりやすい部類に入りますが、実は痛みがないので気付きにくいのです。
症状はイボができるだけなので、女性の場合には性器が良く見えず、発見が遅れることが多いのです。
男性の場合でも男性器であればすぐにわかりますが、肛門付近の場合にはなかなか気付かれません。

外側にイボができれば性行為の時に気付くこともありますが、場合によっては内側にイボができることもあります。
膣内部や尿道にできるケースもあるので油断できません。
そうなるとより気付かれないということになってしまうのです。

尖圭コンジローマの治療方法には外科的療法と薬物療法の2種類です。
その人の状況や症状によって選択が異なります。
外科的療法には電気焼却、凍結療法等があります。
電気焼却では局所麻酔をして電気メスで切除していく方法です。
痛みは少ないですが、跡が残ってしまうというリスクがあります。
凍結治療では-196度の液体窒素を綿棒のようなものに含ませて、それをイボにつけて凍らせて除去する方法です。
これは小さないぼにしかできないので、病状によっては選択できません。

薬物療法ではベセルナクリームを利用します。
膣内部には利用できませんが、痛みもない方法です。
就寝前に塗布して、そのまま乾燥させます。
朝起きたら石鹸で洗い流さなければいけません。
1日おきに塗布して、8週間続けます。
かなり長い期間を要するので、根気が必要です。
ベセルナクリームを通販で入手することもできますが、用法を守らないと副作用がでる恐れがあるので、自己判断での利用は避けて下さい。
副作用としてむくんでしまって排尿障害が出てしまったり、ただれやかゆみが出てしまったり、色素沈着といったものが挙げられます。
もしも副作用が出てしまった場合には我慢したりせずにすぐに医師に相談しましょう。

実は尖圭コンジローマは再発率の高い病気でもあります。
表面化しているもの以外にも内在しているウイルスが存在するのが原因です。
なんと治療したあと3ヶ月以内に再発する人は約25%とかなり高め。
もしも半年以内に一度も再発しなければ完治したと考えても大丈夫です。
まれに半年経過後に再発する場合もありますが、1年経過しても再発しなければ大丈夫です。
治療後3ヶ月は通院して、経過を診て貰うことをおすすめします。

免疫力の高い人であれば自然治癒することがあります。
潜伏期間中にウイルスを殺してしまったり、イボができても免疫力が高いと自然に消えていくのです。
ですが全員が自然治癒できる訳ではなく、悪化するケースが殆どなので、放っておかずに治療するようにしましょう。