一番メジャーな性感染症クラミジアについて

2019年11月16日
薬を飲んでいる女性

カンジダ腟炎と並んでポピュラーな性病として認知されているのが性器クラミジアになります。特に若い人に多く、カンジダ腟炎と違って症状がわかりにくくて気付きにくいという面もあります。

性器クラミジアの場合、男女共に無症状であることが多いです。女性は8割、男性の場合は6割が気付かないと言われています。女性の場合はおりものの増加が見られるものの、あまり変化に気付かれないことが多いです。まれに排尿痛や性行痛があることもありますが、まれな症状になります。男性の場合には尿道が炎症を起こすので、排尿痛が生じやすいです。淋病のように少量の膿も出るのですが、淋病のように黄色く痛みがある訳ではなく、透明でさらっとしているのも気付かれにくい要因となっています。

特に症状がないのであれば良いのでは、と思うかもしれませんが、放っておくと大変なことになってしまう可能性があります。最初は子宮に感染しているものの、放っておくとだんだん上に菌が上っていくのです。そして卵管にまで到達すると、閉塞させてしまう恐れがあり、不妊の原因となってしまうのです。男性であれば尿道が炎症を起こしていますが、時間が経つと精巣上体にまで達してしまいます。こうなると腫れや痛みが出て発熱といった症状が出てしまうのです。

性器クラミジアの感染原因は基本的に性行為のみであるとされており、感染者の人と回し飲みをしても感染することはほぼないと言われています。感染力は比較的強く、1回の性行為で20%から50%の確率で移ると言われているほどです。特にオーラルセックスから感染することが多いです。オーラルセックスによって感染することはあまり認識されておらず、予防するという観念がありません。そのため感染の温床になっているのです。

性器クラミジアは自然治癒する、という人もいますが、自然治癒することは決してありません。もしも自然治癒したという人がいるのであれば、それは途中で風邪等で抗生物質を服用したことによって治癒したことを勘違いしているのです。性器クラミジアを治療するのに効果てきめんなのがジスロマックという抗生物質になります。ジスロマックは多くの感染症に効果があると言われていて、治療の際に一番最初に処方される薬となっています。

性器クラミジアに感染している場合、淋病にも感染している可能性があり、約40%の人が併発していると言われています。そのため一緒に治療をする必要があるのですが、ジスロマックであれば両方に効果があるため、安心して服用することができるのです。ジスロマックの主成分はアジスロマイシン水和物という選択毒になります。選択毒は特定のものにしか効果がないので、体への負担が少なくて済むのです。体内で繁殖した菌の増殖を抑えて死滅させる効果があります。

ジスロマックはマクロライド系の薬に分類され、比較的副作用も少ない薬です。まれに吐き気や頭痛等の副作用を引き起こすことはあるものの、基本的にはないので安心して服用することができます。副作用として多いのは抗生物質によって腸内環境のバランスが崩れることによる胃腸の不調です。あまりに酷い副作用が出た場合には医師に相談するようにしましょう。

ジスロマックの嬉しいポイントは1回に4錠飲まなければいけないものの、1回服用すれば1週間は効果が持続することです。そのため飲み忘れによって治療が失敗した、ということがなく安心なのです。

ジスロマックのジェネリック医薬品がアジスロマイシンになります。ジェネリック医薬品は特許が切れた薬を同じ成分で作ることができるのですが、研究費がかからない分安く薬価設定されているのです。費用を少しでも安く抑えたいという方におすすめです。